一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

 

「脱原発依存」を目指す自民党の議員連盟が、政府のエネルギー基本計画に原発の新設・増設を行わないことなどを盛り込むよう求める提言をまとめました。

自民党のエネルギー政策議員連盟が政府に申し入れるためにまとめた提言では、まず、原発依存度を下げるロードマップを示すべきだとしました。また、商業用原子炉の新設や増設を行わないことや、運転開始40年を過ぎた原子炉は廃炉にすること、高速増殖炉「もんじゅ」も廃炉にするなどが盛り込まれました。

 

議員連盟は、今回の提言を政府のエネルギー基本計画に反映させるため、申し入れする方針です。しかし、自民党内には、原発を重要電源として位置付け、再稼働のほか、新設や増設を認めるとする別の議員連盟もあり、党内で原発に対する考えが食い違っている現状が浮き彫りとなりました。

 

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000020098.html