投信格付大手のモーニングスター(MorningStar)はESG評価やグリーンボンド等のセカンドオピニオン業務のSustainalytics社の40%の株主だったが、残りの60%も取得することで合意したと発表した。買収は5500万ユーロ(約65億円)の現金払いに加え、2021、22年のSustainalytics社の収益に基づく追加支払い条件付きで、総額1億7000万ユーロ(約200億円)と推定される。Sustainalytics社は企業のESG評価のほか、グリーンボンド等のESG債のセカンドオピニオン業務ではリーディングカンパニーとされ、新型コロナウイルス感染問題でソーシャルボンド等への需要拡大も見込まれている。
モーニングスターは2017年にSustainalytics社に……
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