フランスの雇用保険管理機関「Unédic」は、新型コロナウイルス感染拡大によって失業保険の支払い等の資金調達のため、総額40億ユーロ(約4700億円)のソーシャルボンドを発行した。コロナ対策で公的機関等によるソーシャルボンドの発行が増えているが、Unédicのボンドは一回の発行額としては過去最大規模のソーシャルボンドとなる。
同ボンドは期間6年半(2026年11月)。ボンドの利回りは市場のベンチマークのmidswapsレートより36 bps上回った。発行額に対してほぼ倍の77億5000万ユーロの応募があった。Unédicの調達ではこれまでにない人気となった。
資金使途はコロナ感染の影響による、各企業・店舗等の営業停止のあおりで失業した……
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