ノルウェー最大の年金基金のKLPは、日本の石油資源開発(JAPEX)を含む化石燃料関連事業や、ギャンブル、アルコール事業に関連する12社を投資対象から除外した、と公表した。JAPEXの除外理由は、オイルサンド事業への投資で温暖化加速につながっているというもの。KLPは昨年の見直しで、アルコール事業でキリンビール等、ギャンブル事業でよみうりランド等、合計6社の日本企業を投資対象から除外している。
KLPは運用資産額が800億㌦(約8兆8000億円)の同国最大の年金基金。厳格なESG運用を実践していることで知られる。投資除外業種として、タバコ会社、一定の兵器製造メーカー、石炭鉱山、同関連事業等を設定している。対象業種からの収入が5%以上ある企業が投資除外の対象となる。
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