HOME6. 外国金融機関 |欧州保険・企業年金監督局(EIOPA)、サステナブルファイナンスに伴う非財務情報開示指令の改正で、非財務情報の検証要件を提案。「確からしさ」検証の必要性強調(RIEF) |
EIOPA001キャプチャ

 

 欧州保険・企業年金監督局(EIOPA)は、EUがサステナブルファイナンス行動計画の一環として、ESG等の非財務情報開示指令(NFRD)を改定強化することに賛成するとともに、開示される非財務情報の「確からしさ」を担保するため、毎期の財務監査とは別に、一定の期間をカバーする形での監査等による検証を要件とするよう提案した。ESG情報開示を進める動きは日本を含めて高まっているが、その信頼性の担保が課題となっている。

 

 EUのNFRDは2014年に制定され、従業員500人以上の大規模上場企業、銀行、保険会社等約6000社に非財務情報の開示を求めている。欧州委員会はこれを補足する形で2017年6月に非財務情報開示ガイドラインを公表。さらに2019年6月には気候関連情報に関する情報開示に関するガイド……

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