世界銀行は途上国の金融監督当局向けに、金融システムをグリーン化するために開発するグリーンタクソノミー構築の「ガイド」を公表した。グリーンタクソノミーはEUがサステナブルファイナンス行動計画でグリーン事業の特定のために開発しているが、途上国でも各国の金融システムをグリーン化する手段の一つとして関心が高まっている。モデル案として、諮問委員会や専門家会合等を構築し、戦略的な目的を設定するなど、13ステップのアプローチを示した。
ガイドは「Developing a National Green Taxonomy」と題した報告書。ガイドの作成はマレーシアの中央銀行の国立マレーシア銀行(Bank Negara Malaysia)の要請による。途上国が直面する気候変動や環境課題等に対して、当該国……
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