HOME4.市場・運用 |ISS傘下のISS ESG、トランジション(移行)ボンドのセカンド・オピニオン事業に参入。発行前に3段階の評価ステップ。共通基準不在の中で、評価事業者の市場参入相次ぐ(RIEF) |
ISS001キャプチャ

 

 米株主助言会社ISS傘下のISS ESGは、トランジション(移行)ボンドのセカンド・オピニオン業務に乗り出す。 移行ボンドは、石炭火力事業等の「ブラウン」事業をグリーン化するための資金調達手段として想定されている。現在は明確な国際基準が設定されていないが、気候変動対策の強化とともに、既存のブラウン事業を移行・転換させるニーズが増えるとみられており、すでにグリーンボンドのセカンドオピニオン事業業者が相次いで移行ボンド市場への進出を進めている。

 

 ISS ESGは、ISSがドイツのESG評価格付会社のイーコム・リサーチ(oekom research AG)を買収して責任投資・サステナブル投資などの分野を強化し、ISS ESGとして事業展開している。

 

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