HOME8.温暖化・気候変動 |世界銀行等、7つの国際公的金融機関、2019年の気候ファイナンス額10.7%増の616億円。官民協調投融資等を合わせると、気候ファイナンス総額1643億㌦(約17兆円強)に(RIEF) |
MDB001キャプチャ

 

  世界銀行やアジア開発銀行などの7つの国際公的金融機関(MDBs)が2019年に途上国等に供給した気候ファイナンス総額が前年比10.7%増の616億㌦(約6兆4680億円)に達した。このうち67%の415億㌦が低・中所得国に投じられた。また、これ以外に他の公的機関やファンド、民間金融機関等との共同ファイナンス等が1027億㌦に上り、官民合計の気候ファイナンス総額は合計1643億㌦(約17兆2500億円)に上ったことになる。

 

  MDBsによる共同レポート「The Joint Report on Multilateral Development Banks’ Climate Finance」は2011年から公表されている。今回はその2019年版だ。対象のMDBは、世界銀行(WBGグループ……

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