国際決済銀行(BIS)がグリーンボンドの発行企業と非発行企業のCO2削減度合いを比較分析した結果、グリーボンド発行は必ずしも企業の炭素集約度低下に反映していないとする報告を公表した。こうした分析結果を受けて、現行のプロジェクトごとのグリーン性評価の仕組みを補完し、投資家がより明確なESG投資をするため、企業をグリーン度(カーボン集約度)で評価する新たな格付システムの構築を提案している。
分析は、BISのアナリストのFrank Packer、Torsten Ehler、BEnoit Mojonの3氏の連名論文「Green bonds and carbo emissions:exploring the case for a rating system at the firm……
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