HOME6. 外国金融機関 |オリックス傘下のオランダの大手資産運用会社ロベコ(Robeco)、すべての運用ファンドから石炭火力やオイルサンド等の収入比率の高い企業株投資を除外。年内に既存投資分を売却へ(RIEF) |
Robeco001キャプチャ

 オリックスグループの資産運用大手、ロベコ(Robeco:本拠オランダ)は、運用するすべてのファンドから石炭火力、オイルサンド、北極圏開発事業への投資を除外すると宣言した。現在の投資銘柄については年内に売却等で除外する。同社はこれまで、サステナブルファンドでのみ石炭火力事業を排除していたが、今回は除外対象の事業を拡大するとともに、基準を厳格化し、すべてのファンドに拡大する。同社の資産運用額は1550億ユーロ(約20兆円)。

 

 投資除外の対象とするのは、売り上げに占める石炭火力発電あるいは石油火力発電、オイルサンドからの収入比率が25%以上を占める企業のほか、北極圏掘削開発の収入比率が10%以上の企業につい……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン