HOME4.市場・運用 |グリーンボンド等のESG債市場、第三四半期は活況に。20億㌦超の大型発行が15本。「コロナボンド」のソーシャルボンド急増に加え、グリーンボンド発行も回復(RIEF) |
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   新型コロナウイルス感染で一時、グローバル市場でのグリーンボンド発行が低迷したが、第三四半期(7~9月)の同ボンドおよびソーシャルボンド等のESG債全体の発行額が前年同期比で倍近い伸びとなったことがわかった。年間を通しても、すでに前年の総額を上回っている。グリーンボンド発行の基調が戻ったほか、コロナ対策でのソーシャルボンド等の発行増加等が寄与し、市場全体を拡大させている。

 

 Environmental Finance誌等によると、第三四半期のグリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンド、サステナビリティ・リンクド・ボンドの4種類のESG債券(GSSS)を合計すると、1487億㌦(約15兆6100億円)で、前年同期の797億㌦を86%上回った。年初以来9月までの累計では、3……

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