中国の4大銀行の一つ、中国銀行(BOC)はアジアでは初となるブルーボンドを発行した。ドル建てと中国人民元建ての2本で総額約9億5000万㌦(約1000億円)。資金使途は海洋に注ぎ込む下水等の処理事業や洋上風力発電事業等に充当する。中国では河川や沿岸都市から海洋等へ流入する廃棄物が、海洋プラスチック汚染等を引き起こしており、海洋汚染対策の一環とみられる。
(写真は、中国銀行の北京本店ビル)
ブルーボンドは、資金使途が海洋や水資源関連の事業に充当するESG債を総称する。BOCは国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)に沿う形で、行内規定として「Sustainability Series B……
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