ドイツの大手エネルギー会社のE.ONは、初のEUが制定を進めるサステナブルファイナンス・タクソノミーに準拠した初のグリーンボンドを発行した。発行額は7億5000万ユーロ(約975億円)。現行のグリーンボンドは国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)準拠が中心だが、今後、EU企業等による同ボンド発行は、EUタクソノミーおよび同基準を踏まえたEUグリーンボンド基準(EGS)が主流になるとみられる。
E.ONのEUタクソノミー準拠のグリーンボンドは、期間11年6カ月。クーポンレート0.6%。資金使途については、 再生可能エネルギー、エネルギー効率化(省エネ)、クリーン輸送をあげている。主幹事はABN AMRO、Bank of America Merrill Lynch、Société Généra……
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