HOME6. 外国金融機関 |BlackRockのCEO、ラリー・フィンク氏、「グローバルなサステナビリティ情報開示の枠組み必要」。カーボンプライシングもグローバルベースで要求。春の投資家向けレター(RIEF) |
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 世界最大の資産運用機関である米BlackRockのCEO、ラリー・フィンク氏は恒例の「春の投資家向けレター」の中で、気候情報開示に触れ、 「企業は政府による規制を待つことなく、自主的な開示を進めるべき」とする一方で、「気候リスクは重要な投資リスクを持ち、大規模な社会的リスクでもあるので、グローバルに統一されたサステナビリティ情報開示の枠組みが必要」と指摘した。各国の規制当局による共同行動を要請した。またグローバルなカーボンプライシングメカニズムの実施は、化石燃料への需要削減に「不可欠なツール」と支持した。

 

 BlackRockは先に、パリ協定の「1.5℃目標」達成に向けた資産運用機関の自主的イニシアティブである「ネットゼロ・アセット・マネジャーズ・イニシアティブ(Net Zero As……

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