HOME |米銀大手、JP Morgan2030年のサステナブルファイナンス目標2.5兆㌦、Citiは1兆㌦。米3大銀合計で4.5兆㌦。日本の年GDPに迫る規模。バイデン政権の積極政策で市場戦略拡大へ(RIEF) |
JPモルガンキャプチャ

 

 米銀大手のJP Morgan Chaseは、2030年までの10年間で、気候変動とサステナブル開発等に2兆5000億㌦(約270兆円)以上を投じると宣言した。米銀ではBank of America(BoA)がすでに1兆㌦のサステナブルファイナンス目標を掲げているが、それを2.5倍上回る。Citiも 現行の2025年目標を延長して2030年1兆㌦とした。バイデン政権が気候対策を含めサステナビリティ政策を積極的に推進する動きを受けた対応といえる。大手3米銀だけで合計4.5兆㌦をサステナブルファイナンスに投じることになる。

 

 3米銀が今回公表したサステナブルファイナンス投融資総額は、日本の年間GDPの約88%に相当する。日本の3メガバンクの場合、2030年度までのグリーン&サステナビリティ分……

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