アジアインフラ投資銀行(AIIB)は21日、同行が発行のすべてのボンドに適用する「サステナブル・デベロップメント・ボンド・フレームワーク(SDBF)」を公表した。同行が投融資先のインフラ事業の選定に際して、環境・社会要因の評価を加えることで、投資家が国連の持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定への適用状況を評価し易くするとしている。SDGボンドによる資金調達を踏まえ、2025年には気候ファイナンスを全体の投融資の50%とし、30年までに「一帯一路(BRI)」の各国の連携事業に25~30%を投じることを目指す。
AIIBが新たに立ち上げたSDBFは、仏クレディアグリコルCIBが単独のストラクチャリングアドバイザーを務めた。同フレームワークに基づき、AIIBは今後数カ月以内に、100億……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。