HOME4.市場・運用 |国際標準化機構(ISO)、金融機関の気候変動リスク・機会対応を求める新規格ISO14097公表。TCFD提言に沿って、投資ポートフォリオや融資先の気候取り組みを評価・開示を求める(RIEF) |
ISO2キャプチャ

 

 国際標準化機構(ISO)は、気候変動目標を達成するための金融機関の温室効果ガス(GHG)マネジメントと関連活動についてのフレームワーク規格(ISO14097)を公表した。金融機関がTCFD提言で盛り込まれた気候関連リスクと機会、関連する気候行動を把握・評価・管理する情報開示のためのガイダンスとの位置づけだ。認証規格ではなく、金融機関が気候行動を実践する際の目安となるガイダンス規格の位置づけだ。ISOはグリーン&サステナブルファイナンスについて一連の規格を開発中で、今回の14097はその第一弾となる。

 

 新規格は「GHG管理と関連活動ーー気候変動に関する投資と金融活動を評価し報告するための原則と必要事項を含めたフレームワーク(Greenhouse gas management and r……

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