アジアインフラ投資銀行(AIIB)は、投資に際して環境・社会基準を評価する「環境・社会フレームワーク(ESF)」を改定した。ESFは2016年に制定し、改定は今回が2回目。投資に伴う気候変動対応を強化するため、AIIBの投資額の50%を気候変動対応のファイナンスとすることを明記するほか、ESの情報開示の促進、ジェンダー平等性、生物多様性保全等も盛り込んだ。新基準は10月から適用する。
AIIBの3年ごとにESFを改定する。2016年2月にESFを設定。2019年2月に最初の改定をしており、本来は2回目の改定は22年2月の予定だった。だが、昨年9月に設定した「Corporate Strategy Financing Infrastructure for Tomorrow」を踏まえて、……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。