HOME |ゲンスナーSEC委員長、監査法人監督の公開企業会計監視委員会(PCAOB)の議長更迭。トランプ時代の企業と監査法人の「緊張なき」緩和関係を是正。企業の経営バブルの監視強化へ(RIEF) |
PCABP001キャプチャ

 

 米証券取引委員会(SEC)はこのほど、SECの監督下にある公開企業会計監視委員会(PCAOB)の現議長のウィリアム・ドゥーンケ氏を更迭した。PCAOBは米上場企業の財務状況を監査する監査法人を監督する立場にあるが、トランプ政権下で監査法人に対する規制が緩められ、不祥事も表面化するなどの問題が指摘されていた。SEC委員長のゲーリー・ゲンスナー委員長は「PCAOBを設立したサーベンス&オクスリ―法(SOX法)に基づく議会のビジョンに沿って活性化させる」とトップ交代の理由を説明している。

 

 (写真は、更迭されたPCAOB議長のドゥーンケ氏)

 

 ドゥーンケ氏の更迭に伴って議長代理には現委員のドゥアン・M・デパルテ(……

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