HOME4.市場・運用 |オランダのトリオドス銀行系運用会社、英グリーン国債には「投資せず」表明。資金使途先に含まれる天然ガスからの「ブルー水素事業」を懸念。CCUS事業も詳細説明を欠く、と指摘(RIEF) |
Triodosキャプチャ

 

  オランダの環境銀行トリオドス銀行の投資部門である Triodos Investment Management (IM)は、先に英国政府が発行したグリーン国債に投資しない方針を明らかにした。英グリーンボンドは発行額100億ポンド約1兆5000億円)と過去最大のグリーン国債発行で、内外の機関投資家等から応募が殺到したが、トリオドスは同ボンドの資金使途に化石燃料を原料とする「ブルー水素」事業が含まれることを指摘、「わが社の基準に不適合」と判断したという。

 

 (写真は、森の中に設立されているトリオドス銀行の本部)

 

 今回の英国のグリーン国債は期間12年。年内にも追加分を50億ポンド分を発行する予定。ボンドの資金使……

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