企業の脱炭素化を支援するための自主的カーボンクレジットの市場づくりのため、元英イングランド銀行総裁のマーク・カーニー氏が提唱する「Taskforce on Scaling Voluntary Carbon Markets(TSVCM)」は、新たに独立ガバナンス機関を立ち上げた。新機関は先進国や途上国、先住民代表等の専門家22人で構成し、自主的クレジットのグローバルベンチマークを定める「Core Carbon Principles :CCPs)」の制定を目指す。
TSVXMの新ガバナンス機関は、10月末から英グラスゴーで開く国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の場で正式に立ち上がる。TSVXMは2020年9月に金融安定理事会(FSB)の議長も務めたカーニー氏が主導し……
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