HOME6. 外国金融機関 |国際標準化機構(ISO)、約2万4000のISO規格に気候評価を盛り込む「新ロンドン宣言」を発表。当面、新規格を対象とし、現行規格は改定時に盛り込む。日本の経産省も賛同(RIEF) |
ISO001キャプチャ

 

 グローバルにモノとサービスの基準を設定する国際標準化機構(ISO)は、パリ協定の気候目標の達成を加速するため、ISOのすべての規格に気候評価を盛り込む「新ロンドン宣言(New London Declaration)」をまとめた。現在稼働するISO規格約2万4000のすべてを対象とする。対象規格は衣類から食料品、グリーンファイナンスまでをカバーする。2050年ネットゼロに向け、各国政府や産業界の移行の加速に資することを目指す。ISOの「気候評価の盛り込み」を受け、各国の国内規格(日本はJIS)等も対応が迫られることになる。

 

 「新ロンドン宣言」は、英国の規格団体である英標準化機関(BSI)が提案し、先週開いたISO加盟の164カ国の代表が参加した「 ISO Week London」で合意……

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