国際決済銀行(BIS)は21日、アジア・太平洋地域で発行されるグリーンボンドを投資対象とした「Asian Green Bond Fund」を来年早々にも立ち上げる。アジア開発銀行(ADB)と協力し、アジア地域でのグリーンボンド発行と投資を支援し、グリーンファイナンス市場の育成に資することを目指す。
BISは加盟する中央銀行の資金運用対象として、すでにグリーンボンドだけを投資対象とする2本のグリーンボンドファンドを運営している。2019年9月のドル建てファンド、今年初めのユーロ建てファンドだ。今回、3本目となるアジアグリーンボンドファンドもBIS加盟の各国中央銀行等向けの投資商品となる。
新ファンドが投資対象とするグリーンボンドは、国が発……
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