HOME |仏BNPパリバ、初の買い戻し条件付きの「グリーンレポ取引」、電力大手のEDFと取り決め。グリーンボンド発行せずとも、グリーン事業に対して迅速に資金充当が可能に(RIEF) |
BNPpariba002キャプチャ

 

 仏BNPパリバ銀行は仏電力最大手のEDFとの間で、初のグリーンレポ取り決めを結んだ。EDFが保有する債券を買い戻し付きでBNPに売却し、EDFはその調達資金をグリーン事業のファイナンスに充当する。グリーンボンドを発行して資金調達する道もあるが、その場合は対象グリーン資産のプール化のプロセス等が必要。レポ取引だとそうしたプロセスを経ずに、迅速に資金調達ができるメリットがある。

 

 両社の合意では、BNPがレポ取引の単独アレンジャーとカンターパーティーを務める。レポ取引でEDFが調達する資金はEDFの米子会社のEDF Renewablesが、米カリフォルニア州で進める発電量165MW+蓄電量40MWの「Big Beau Solar project」に充当する。

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