仏BNPパリバ銀行は仏電力最大手のEDFとの間で、初のグリーンレポ取り決めを結んだ。EDFが保有する債券を買い戻し付きでBNPに売却し、EDFはその調達資金をグリーン事業のファイナンスに充当する。グリーンボンドを発行して資金調達する道もあるが、その場合は対象グリーン資産のプール化のプロセス等が必要。レポ取引だとそうしたプロセスを経ずに、迅速に資金調達ができるメリットがある。
両社の合意では、BNPがレポ取引の単独アレンジャーとカンターパーティーを務める。レポ取引でEDFが調達する資金はEDFの米子会社のEDF Renewablesが、米カリフォルニア州で進める発電量165MW+蓄電量40MWの「Big Beau Solar project」に充当する。
<……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。