英銀大手のHSBCは22日、2030年までに石油・ガス事業への投融資からの温室効果ガス(GHG)排出量を34%削減するともに、電力・公益セクター向け投融資からも75%削減すると発表した。HSBCは昨年、石炭関連の投融資をEUとOECD圏では2030年までに、その他の地域では2040年までに除外することを宣言しており、それに次ぐ「脱炭素投融資宣言」だと説明している。
HSBCは今回の目標設定について、金融機関の保有投融資ポートフォリオからのCO2排出量を設定する「Partnership for Carbon Accounting Financials (PCAF) 」の必要条件に基づくもので、国際エネルギー機関(IEA)による「1.5℃」目標のネットゼロシナリオにも沿うとしている。……
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