HOME6. 外国金融機関 |欧州の資産運用機関、ロシア向け投資の引き揚げ(ダイベスト)声明。英投資顧問アバディーン、ノルウェー資産運用のストアブランド。戦争は明瞭な人権侵害でESG投資違反と(RIEF) |
ABrdn001キャプチャ

 

  ウクライナ侵攻を進めるロシアに対する西側の経済制裁が広がる中で、資産運用の世界でも、ロシア向けの投資の見直し、引き揚げ(ダイベスト)等の動きが出てきた。ノルウェーのソブリンウェルスファンドの対ロ資産凍結・売却宣言に続き、1日、同国の大手年金等のストアブランド(Storebrand)グループ、英国の投資顧問のアバディーン(Abrdn)も対ロ投資を引き揚げると宣言した。いずれも「戦争は人権侵害」と、ESG上の理由をあげている。ESG投資をうたう他の資産運用機関も対応が問われる。

 

  英Abrdnは、運用関連資産額5420億ポンド(約83兆円)の大手投資顧問。日本を含め世界で約5000人のスタッフを抱える。同社の声明によると、ロシアだけでなくベラルーシの両国について、ウクライナ侵攻によるE……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン