HOME |米大手資産運用機関、サステナビリティ・リンク・ボンドの「ウォッシュリスク」に警鐘。あいまいなサステナビリティの手応え。資金使途、KPIも共通性欠く(RIEF) |
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 米大手資産運用会社の「Columbia Threadneedle Investments : CTI」の責任投資の専門家が、ESG債市場で急成長しているサステナビリティ・リンク・ボンド(SLBs)について、「グリーン/ソーシャル・ウォッシング」のリスクが高まっているとする警告を発した。SLBについてはこれまでも、資金使途が不透明であるほか、発行体がサステナビリティ改善の目標として設定する重要業績指標(KPI)に共通性がないなどから、市場関係者から疑念が指摘されている。

 

 SLBの「ウォッシュ懸念」を指摘したのは CTIの責任投資ポートフォリオマネジメント部門の最高責任者のSimon Bond氏。英Impact Investment Institute が開いたセミナーで発言した。「発行……

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