HOME |最新の世界の国際金融センター格付。1位ニューヨーク、2位ロンドン、3位香港は前回調査(昨年9月)と変わらず。東京も9位で横ばい。コロナ禍からの回復下で全体的な変動少なく(RIEF) |
GCFI003キャプチャ

 

 世界の国際金融センターの実力を評価する「グローバル金融センターインデックス(GFCI)」の31回目の調査結果が公表された。上位のトップ3は、前回調査(昨年9月公表)と同様、ニューヨーク、ロンドン、香港で変わらず。4位は上海で、前回のシンガポールは6位に下がった。東京も回同様の9位のまま。目立ったのは2位のロンドン。順位は変わらなかったが、スコアはマイナス14点と大きく下がった。英国のEU離脱後の影響がジワリと出ているともいえる。

 

 今回のもう一つの特徴は、3位の香港から、10位の深圳まで、スコア差は8点の間にひしめく状態。ニューヨーク、ロンドン以外の平準化(ドングリの背比べ)が進んでいるようだ。ロンドンのスコア減少も考慮すると、ニューヨーク一人勝ちがより鮮明になったともいえる。

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