HOME |国際資本市場協会(ICMA)、サステナビリティ・リンク・ボンド原則(SLBP)等を改定。発行体が定める重要業績指標(KPIs)約300をリスト化。SLBの繰り上げ償還にも一定の制限(RIEF) |
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  国際資本市場協会(ICMA)は28日、サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)を中心として現行のESG債の原則等の包括的な改定を発表した。大幅な改定となったSLB原則(SLBP)では、サステナビリティの改善を示す重要業績指標(KPI)について、ESGの各分野とセクターごとに分類した2分野、約300のリストを公表したほか、SLBの発行体がボンドを繰り上げ償還するには、設定したサステナビリティ・パフォーマンス目標(SPT)のうち少なくとも1つ以上を満たすことを明記した。このほか、気候トランジションファイナンス・ハンドブック(CTFH)の外部評価のガイドラインも改定した。

 

 ICMAは同日、ロンドンで開いた年次総会でこれらの改定を決定した。またグリーンボンド原則(GBP)やソーシャルボン……

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