HOME9.中国&アジア |マレーシア証券取引所。年末までに自主的カーボン取引所開設へ。Verraの基準適合クレジットを上場。値決めは入札方式。国内とグローバルの両クレジットを取引。シンガポールと競う(RIEF) |
Bursamalaysiaキャプチャ

 

  マレーシアの証券取引所「Bursa Malaysia」は年末までに、自主的カーボンクレジット市場(VCM)の取引市場を開設することを明らかにした。マレーシア企業の脱炭素化を支援するためで、国内で創出されるクレジットのほか、海外のクレジットも取引する。クレジットの信頼性を高めるため、取引にはVCM市場で最大の評価機関であるVerraの基準を採用するとしている。アジアでは、シンガポールが市場づくりを進めており、競い合う形だ。

 

 同証取は、「ルールベースのVCM取引の場を提供することで、カーボンクレジット商品の標準化を提供したい」としている。取引対象とするクレジットは、森林オフセット等の自然由来オフセットのほか、大気中のCO2を直接吸収するカーボン除去技術活用のクレジット等も幅広く扱う。<……

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