HOME |Moody's。ESG債のセカンドオピニオン事業(SPO)等を信用格付部門に統合。GBP等の基準への適合評価も、適合度合いに応じて4段階とする等、投資家の選別に資する評価を示す(RIEF) |
Moody's001キャプチャ

 

 Moody'sは、グリーンボンド等の基準適合性を評価するセカンドオピニオン(spo)事業やESG評価事業を、信用格付部門に移管する。同社は2019年に欧州のESG評価機関、Vigeo Eirisを買収し、V.Eとして傘下に入れているが、V.Eも移管する。格付機関によるESG評価のあり方で、信用格付との連携が議論になっているが、Moody'の取り組みは、信用・ESG両格付の一体化・連携を目指す一歩とみられる。

 

 Moody'sグループはこれまで、ESG債等のSPO事業は、傘下のV.Eも含めて、Moody's ESG Solution Unitが統括してきた。今回、これらをESG調査チームも含めて、すべてMoody's Investors Service(MIS)に移管する。MISは企業等……

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