HOME5. 政策関連 |トランプ前政権下で指名の世界銀行総裁マルパス氏。「気候変動の主因は化石燃料」との認識を回避。アル・ゴア元米副大統領は「彼は気候懐疑論者、直ちに世銀総裁を辞すべき」と批判(RIEF) |
malpassキャプチャ

 

 米国選出の世界銀行総裁、デビッド・マルパス(David Malpass)氏が気候懐疑論者として辞任要求の矢面に立っている。同氏は国連総会で開いたサイドイベントに出席、化石燃料の燃焼が地球の温暖化を招来していることを認めるかどうかと問われ、返答を拒否したうえで「私は科学者ではない」と反論した。同イベントに同席したアル・ゴア元米副大統領は「直ちに世銀総裁の座を辞すべきだ」と厳しく断じた。

 

 (写真は、『気候懐疑論者』と名指しされた世銀総裁のマルパス氏)

 

 マルパス氏は2019年4月にトランプ前大統領から世銀総裁の指名を受けた。同氏はトランプ政権下で国際担当の財務長官を務めたほか、レーガン政権下でも財務副長官補、……

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