HOME6. 外国金融機関 |ロンドン証券取引所(LSE)、自主的カーボンクレジット事業者や投資ファンドを「上場」する独自の自主的カーボン市場(VCM)立ち上げ。「配当」はクレジット(RIEF) |
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  ロンドン証券取引所(LSE)は、自主的カーボンクレジット事業を行う事業者が投資家から資金調達をする独自の自主的カーボン市場(VCM)を立ち上げた。同市場は、クレジット創出のための資金調達を目指す事業者と投資ファンドを一定の基準に基づいて「上場」する。投資家は、これらの企業、ファンドのクレジット購入を目指すLSEの上場企業が中心になる。投資リターン(配当)は事業等からのカーボンクレジットになる。VCM事業へのファイナンス機会を常設することで同事業のスケールアップを進める狙いだ。

 

 VCMの市場としては、シカゴのCMEやシンガポール証券取引所等が、森林クレジットや省エネクレジット等のカーボンクレジット取引市場の創設を進めている。日本でも東京証券取引所が9月からJ-クレジットの市場取引の試……

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