ドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州の消費者センターが、ドイツ銀行系の資産運用会社DWS アセットマネジメントが運用するESG投資ファンドの販売広告が虚偽の内容を含むグリーンウォッシングだとして、裁判所に提訴した。欧米では規制当局によるグリーンウォッシュ摘発が相次いでいるが、消費者センターも個人投資家がウォッシュ広告の標的にされている可能性がある、として動き出している。
提訴されたDWSのESGファンドは「DWS Invest ESG Climate Tech LC」。2018年後半に個人投資家向けに募集を開始、現在のファンド規模は7億6000万ユーロ(約1100億円)。DWSが今年5月末から投資家向けに行っている同ファンドの広告では、同ファンドは石炭や軍事産業等の「問題セクター」へ……
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