6日からエジプトのシャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で、国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)が開催される。気候変動激化に加えて、ロシアのウクライナ侵攻の長期化、エネルギー市場の不安定性継続等の環境下で、脱炭素への資金供給期待がかかるグローバル金融機関の動きが微妙だ。昨年のCOP26を契機に立ち上がったグローバル金融機関の有志連合「グラスゴー金融同盟(GFANZ)」のネットゼロへの誓約の一部が修正され、米金融機関のBlackRock等はCOP27へのCEO参加を見送るという。
(写真は、COP27には参加しないBlackRockのCEO、フィンク氏)
GFANZはCO……
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