
再保険大手のスイス再保険(Swiss Re)は、投資ポートフォリオの社債と上場株のカーボン強度(financed emissions)を2022年末で42%削減(2018年比)したと公表した。CO2排出量の多い企業資産を売却するダイベストメントだけでなく、市場環境に応じて売却と同時にカーボン強度の少ない資産を買い入れて入れ替え調整するポートフォリオリバランス策によって、削減を加速させたとしている。
このほど公表した「TCFDレポート2022」で示した。同社は2030年までに、投資資産の社債と上場株に占める石炭関連資産をすべて売却する目標を立てる一方で、2024年までにグリーンボンド等のESG債投資を投資ポートフォリオのうち40億㌦に引き上げる目標も掲げている。
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