HOME2. 保険 |再保険最大手の独ミュンヘン再保険、国連主導の「ネットゼロ保険同盟(NZIA)」からの離脱を宣言。独禁法抵触の懸念を回避と説明。2050年ネットゼロ目標は揺ぎなく達成、と主張(RIEF) |
MunichRe001キャプチャ

 

  世界最大の再保険会社のドイツのミュンヘン再保険(Munich Re)は、国連主導でネットゼロを推進するグローバル保険企業の団体「Net-Zero Insurance Alliance : ネットゼロ保険同盟(NZIA)」からの離脱を宣言した。業界全体で脱炭素の同一歩調をとることに対して、独禁法の競争制限行為に該当する懸念があるとの指摘に対応するとしている。同社は「2050年ネットゼロ目標に向けた脱炭素経営の推進は業界ぐるみの集団行動ではなく、個々の企業がそれぞれ目指すもの」と説明している。

 

 同社はすでに新規の石油・ガス事業の保険引き受けを除外することを宣言しているほか、石炭火力関連事業の引き受け投融資も2040年までにすべて削減する等の脱炭素目標を掲げている。

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン