HOME |「ネットゼロ資産運用機関同盟(NZAM)」から米運用機関が離脱。「自らの運用方針とNZAMのアドボカシー活動に齟齬」。国連主導の金融業態別活動からの離脱は8件目(RIEF) |
GCCA001キャプチャ

 

  国連主導の「Race to Net Zero」キャンペーンに賛同して、設立された資産運用機関の団体「ネットゼロ資産運用機関同盟(NZAM)」から、米資産運用機関が先月、離脱していたことがわかった。金融機関のネットゼロ団体からの署名機関の離脱としては、ミュンヘン再保険等に続いて、今回で8機関目になる。離脱理由は各機関によって違いはあるが、本来、個々の金融機関が自らの判断として取り組むべき運用方針を、業態共通の団体活動として促進しようとする国連の画一的なキャンペーンにも問題がありそうだ。

 

 NZAMはグローバルに301の資産運用機関が署名。日本からも、10機関以上が参加している。今回、離脱したのは、米運用機関の「Green Century  Capital Management(GCCM……

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