HOME6. 外国金融機関 |香港証券取引所、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の基準に準拠した気候情報開示を来年1月から義務化。Scope3開示等には2年間の猶予期間設定案 |
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 香港証券取引所(HKEX)は2024年1月から、すべての上場企業に対して、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が設定する気候情報開示基準に適合した開示を義務化する案を発表した。現在、HKEXの上場基準では気候情報の開示は企業が自主的に行う「Comply or Explain」方式としているが、ISSBの基準が6月にも確定することを受け、同基準に全面的に準拠する方針だ。ただ、Scope3や気候関連リスクの金融的効果(定量化)等の開示については2年間の猶予期間を設定するとしている。

 

 HKEXは「ESGフレームワークに基づく気候情報開示の充実(Enhancement of Climate Disclosure under its ESG Framework」とする草案を公開し、コンサ……

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