ESG評価機関のMorningstar Sustainalyticsは、企業がネットゼロに向けたトランジション(移行)経路に合致しているかどうかを評価する新たな格付を開始する。「低炭素移行格付:Low Carbon Transition Ratings (LCTRs)」で、企業が抱えるカーボンリスクとそれらのリスクをマネージする能力を100点満点でスコア化し、産業横並びで企業比較が可能なようにする。 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)による気候・サステナビリティ情報開示が2024年以降に実施に移される方向にあることから、気候情報開示に基づく企業評価ツールの一つとして金融機関や投資家の利用を促す考えだ。
<……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。