世界最大のソブリンファンドであるノルウェー「政府年金基金（GPFG）」の運用を担当するNorges Bank Investment Management（NBIM）は、投資先企業の見直し作業により、インドと韓国の2国有企業を除外すると発表した。除外理由は、軍事政権による住民弾圧が続くミャンマーで国軍系企業との取引を継続していることで、同国の人権弾圧に関与しているとみなした。また今年初めにミャンマーでの国軍系企業との合弁事業を解消した日本のキリンホールディングスについては、これまでの「観察対象」から除外し、投資適格に戻したことも明らかにした。 ……

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