HOME6. 外国金融機関 |仏銀大手BNPパリバ。石油・ガス開発・生産事業向けの投融資を行わないと宣言。事業向けだけでなく、企業向けも停止。環境団体は液化天然ガス(LNG)関連が含まれていないと批判(RIEF) |
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 仏銀大手のBNP Paribasは、新規の石油・ガス開発・生産事業への投融資を行わない方針を公表した。プロジェクトファイナンスだけでなく企業向け融資を含む。既存分を含めた石油の開発・生産事業への投融資は2030年までに現状比80%削減とし、ガス事業は同30%削減とする。エネルギー以外の鉄鋼等の3主要排出産業向けのfinanced emissionsの削減目標も公表した。環境団体等は、同行の新方針を歓迎する一方で、対象に液化天然ガス(LNG)関連が含まれていないこと等から、パリ協定の目標と整合してないと指摘している。

 

 BNPパリバは、今年2月、仏Oxfam等の3団体から、石油・ガス等の化石燃料事業者向け融資を続けていることは、環境を損なう活動への注意義務を定めたフランスのデューデリジェ……

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