ESG評価会社のMorningstar Sustainalyticsは7月から、企業のネットゼロ目標が、トランジション（移行）経路に合致しているかどうかを評価する新たな格付制度「低炭素移行格付：Low Carbon Transition Ratings （LCTRs）」をスタートさせるが、グローバルベースで約4000社を事前評価したところ、「1.5℃目標」に合致する企業は、たった1社という結果になった。2050年ネットゼロに向けて宣言を打ち出す企業は増えているが、その大半が「言動不一致」であることを浮き上がらせたともいえる。

 

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