HOME |アジアインフラ投資銀行(AIIB)。初の気候適応ボンド(CAB)発行。5億豪㌦。気候変動の進行で自然災害被害が増大するアジア地域でのインフラ投資等の適応事業に充当。(RIEF) |
AIIB_Press-Relese_Climate-Adaptation-Bond_20230511_1129X620px

 

  アジアインフラ投資銀行(AIIB)は、初の「気候適応ボンド(CAB)」を発行した。豪㌦建てで5億㌦(約3億2800万米㌦=約454億円)。調達資金は、事業の20%以上が気候適応分野に充当されるプロジェクトファイナンス事業に振り向ける。アジア地域は、過去20年間で世界で発生した最もひどい気候関連自然災害10件のうち6件が集中して発生している。気候変動の影響が顕在化しており、適応事業への需要が増大している。

 

 国際公的金融機関による適応事業を資金使途先としたボンドの発行は、欧州復興開発銀行(EBRD)がレジリエンスボンドを発行したことがあるが、AIIBとしては初の気候適応ボンドの発行となる。AIIBが適応事業にフォーカスしたボンドを発行するのは、気候適応とレジリエンスに対する投資家の理解……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン