
アジアインフラ投資銀行(AIIB)は、初の「気候適応ボンド(CAB)」を発行した。豪㌦建てで5億㌦(約3億2800万米㌦=約454億円)。調達資金は、事業の20%以上が気候適応分野に充当されるプロジェクトファイナンス事業に振り向ける。アジア地域は、過去20年間で世界で発生した最もひどい気候関連自然災害10件のうち6件が集中して発生している。気候変動の影響が顕在化しており、適応事業への需要が増大している。
国際公的金融機関による適応事業を資金使途先としたボンドの発行は、欧州復興開発銀行(EBRD)がレジリエンスボンドを発行したことがあるが、AIIBとしては初の気候適応ボンドの発行となる。AIIBが適応事業にフォーカスしたボンドを発行するのは、気候適応とレジリエンスに対する投資家の理解……
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