国際資本市場協会(ICMA)は、公表しているグリーンボンド原則(GBP)等のESG債の枠組みに、「Just Transition(公正な移行)」の考えを盛り込む方針を明らかにした。すでに今年初めから内部のサステナブルファイナンスワーキングで「公正な移行」についてのガイダンスの整備の議論を進めており、近く同ガイダンスを各原則等に盛り込む改定版を公表する見通し。対象にはClimate Transition Finance Handbookも含まれ、同Handbookに準拠するとする日本政府作成のトランジションファイナンス指針も見直しを迫られそうだ。
業界メディア等が伝えた。それによると、ICMAは「公正な移行」の考えを、グリーンボンド等のESG債の発行条件に反映させる理由として、ICMA……
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