反ESGの勢いが続く米国で、ESG投資とは真逆の企業に投資する「反ESGファンド」の総額が3月末時点で21億㌦（約3000億円）に上ったとの推計結果が出た。「反ESG」を掲げる27の米国のファンドの分析で明らかになった。これらのファンドの主な投資先は、化石燃料企業のほか、武器、たばこ、ギャンブル、アルコール等の企業に集中している。昨年第三四半期時点でのファンド規模は1年前に比べて7倍増大と急増した。ただ、ファンドは「反ESG」を標榜するが、大型株投資を軸とすることから、電気自動車（EV）のテスラのほか、環境・社会的インパクトのある企業株もしっかりと投資対象に組み込んでおり、「反ESGウォッシュ」の傾向もあるという。

 

　（写真は、反ESGファンド運用の代……

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