HOME6. 外国金融機関 |仏銀ソシエテ・ジェネラル。2030年までに石油・ガス事業向け投融資80%削減。削減促進で10億ユーロの「トランジションファンド」設立。エネルギートランジション等の支援強化(RIEF) |
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 仏大手銀行のSociété Générale(SG)は、2030年までに石油・ガス事業向けの投融資を現状より5分の1(80%削減)に縮小する新たな目標(2019年比)を立て、同事業の移行を促進するため、10億ユーロ(約1570億円)のトランジションファンドを立ち上げた。ファンドはエネルギートランジションのほか、自然ベースのソリューション開発、インパクト重視のオポチュニティ等に集中投資する。このうち大半の7億ユーロ分は出資の形でベンチャー等に振り向けるとしている。

 

  SEの石油・ガス事業向けファイナンスの計画的縮小は、このほど発表した2026年戦略計画に盛り込んだ。中間目標として、2025年までに50%削減したうえで、30年に80%削減とする。これまで両事業向けファイナンスの縮小目標は……

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