ムーディーズ（Moody's Investors Service）は、2050年のグローバルなネットゼロ目標に対して、企業の取り組みが整合しているかどうかを5段階で評価する「ネットゼロ評価（NZAs）」サービスを始めると公表した。同評価は信用格付とは別だが、企業の脱炭素の取り組みをグローバルに比較することが可能となる。投資家は信用格付での評価に加えて、ネットゼロ評価を投資判断に加えることができる、としている。

 

　「NZAs」は、脱炭素に向けた企業の積極性を評価する「野心スコア」（6段階区分）、  企業が立案する「移行計画」の内容を評価する「実施スコア」（5段階区分）、  設定した排出削減目標の達成を支援するために、企業が導入した仕組みやプロセスの強さを評価する「温室効果ガス（GHG）……

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