国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、米州開発銀行(IDB)や欧州投資銀行(EIB)などの国際公的開発銀行8機関が、グローバルな気候対策や生物多様性対策等の資金調達のために、新興国や途上国政府が発行するサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)等の市場を拡大・成長させるための技術タスクフォース(TTF)を立ち上げると宣言した。同作業には世界銀行も支持を表明、将来の参加を表明している。またアリアンツ、アクサ等の民間の7保険大手も参加し、途上国の資金調達コストの引き下げを、官民連携のブレンデット・ファイナンスの強化で推進するとしている。
TTFは24年1月に第一回会合を開き、SLB市場促進のための作業計画を立案する。立ち上げに賛同したのは、IDB、EIBのほか、アジ……
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