HOME5. 政策関連 |「金融機関の炭素会計パートナーシップ(PCAF)」。新たな優先課題にトランジションファイナンス選出。専門ワーキングG発足。政策主導の「トランジション」を金融実務化できるか(RIEF) |
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 金融機関主導で気候リスク評価手法を開発する国際的団体「金融機関の炭素会計パートナーシップ(PCAF)」は、新たにトランジションファイナンスとグリーンファイナンスの取り扱いを優先分野として取り組むことを決めた。PCAFは金融機関の投融資に伴う投融資先の温室効果ガス(GHG)排出量(financed emisssios)の開示基準を主導する。各国の金融機関が直面する重要性(マテリアリティ)とトランジションに対する需要を踏まえ、2024年に取り組む4分野の優先課題に加えた。トランジションファイナンスへの取り組みでは、日本政府がグリーン・トランスフォーメーション(GX)政策で先行する形だが、国際的な整合性が十分でないとされ、PCAFで共通化が図られるかが焦点となる。

 

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